【連載小説】 狙われた女  4話

 

 

あれれ、こんな番組、録画したかな?

 

録画表の中に、深夜3時05分、

『未来の約束』というものが、入っていた。

 

「なんだろ、N○Kの教育テレビかな。」

 

別におもしろそうなタイトルでもなかったので、

見ることも無く削除した。

 

翌週になると、そんなことも忘れて、

私は、しっかりテレビに、はまっていた。

 

さあ、今日の夜中、いよいよ最終回だ。

寝る前に、番組表から、しっかり、録画予約を入れた。

 

「これで、よし。

今度の日曜日にゆっくり見ようっと。

おやすみなさい。」

 

そして翌日の朝、

録画表で、ちゃんと録れてることを確認した。

 

「やたっ、楽しみ~。」

 

録画したかったのは、

韓国ドラマの再放送なのだが、

前回は見逃して、やっと今回、

最終回までこぎつけたってわけ。

 

それにしても、ついてたなー。

あのタイの洪水でこんなとこに影響があるなんて、

やっぱり、世界は思ってる以上に近いって感じだね。

 

や○だ電器のあの店員さんに感謝しないとね。

 

週末、楽しみにしてたあのドラマも無事に見ることができた。

 

「よかったー。やっぱり、よかったー。

韓流ドラマは、ハマるのよねー。」

 

私は、無事にドラマの最終回をみることができた。

 

「あれ?また、入ってる。」

 

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