
「ネギマア、私だけど、昨夜のヤツそっちに行った?」
「お疲れ様、確かにこっちにきたよ。
100年近く逃げていたヤツだったよ。」
「ところで、今回の件は、彼が黒幕かなー。」
「そこなんだよね、
どうも、手口が新しすぎるような気がするんだ。
それにハイテクを使って、
しかも宝くじって、
人間の心理を巧みに操ってるし、
そこまで彼がやれるかな。」
「そう言われると、確かに疑問は残るね。
まだ、本当の黒幕がいるのかも・・・」
「うん、もう少し、様子見たほうがイイかもしれない。」
「わかった。」
「あと、マイさんは、どう?
どのぐらい命をとられた?」
「残念だけど、7割は取られたと思うよ。」
「そうか。それじゃ残った命は、
10年ぐらいだね。」
「ねえ、この場合は、どうなるのかな?」
「そうだね、災害事故と同じ扱いになると思うよ。
2霊人、格が上がるか、とりあえず、
天国まで上がるかじゃないかな。」
「ん~、しょうがないな、それがせめてもの救いだね。」
「それじゃ、あとは、まかせて。
ハーツさんたちにもヨロシク伝えてね。」
「OK、そんじゃ、また。」
「なるほど、そうか。
霊人界のヤツらが絡んでるんだな。
これは、ちょっと、手を変えないとイカンか。
楽しみになってきた。フェフェフェフェ。」
“第8霊人”へ続く・・・。