
翌日、金曜日、
平良さんは、HDDを持ってやってきた。
「マイさん、今日は、私を泊めてね。
夜中の3時05分に楽しいショーがあるから。」
そういって、平良さんは、昨夜の続きといって、
赤ワインを飲み始めた。
大丈夫なのかなー。
「ギャハハハー、うまいな、このワイン。」
赤ワインのボトルが、リビングに3本転がっていた。
「平良さーん、こんなんで、大丈夫ー。」
「らいじょうぶー。もう一本開けるか。
ギャハハハー。」(オイオイ)
平良さんは、コテンと寝てしまった。
夜中の2時半、平良さんは、ムクッと立ち上がった。
「よし、パーティーの準備だ。」
そういって、HDDをテレビと接続した。
「よし、終了。」
「えー!これだけですかー。」
「そ、完璧。」
そういうと、残っていた赤ワインをまた飲み始めた。
そして、3時05分。 時間だ。
「さ、ショータイムだ。」