
金曜日、仕事帰りに、
平良さんと合流して、部屋の鍵を渡した。
「お一人で、大丈夫ですか?平良さん。」
「大丈夫ですよー。私から見たらヤツらは、
6霊人は下ですからね。格が違います。」
「え? 6霊人って?」
「あ、ああ、ろくなヤツじゃないってことですよー。」
「そうなんですか、それでは、本当にお気をつけて。」
「まかせてください。
明日の朝、お寺で成仏させますから。
それで、終了です。」
3時05分勝負だ!
平良さんの立場(陽子さんの)
「あ、ネギマア、ギーモです。
明日の朝、タブン、二人そっちへ送るから。」
「了解です。話によると、
第2霊人のようですので、
担当のサガリィーに報告しておきます。」(オ!)
「ヤツらは、どうなります?」
「タブン、第1霊人に格下げで、
かなりシビアな人生レポートを書かされるでしょう。」
「ふ~ん、そんなものですか。」
「いやいや、ハンパない来世だと思うよ。
ただ、ひとつ疑問があるのだけど、
ヤツらだけでここまでのことがやれるかなー。
何か黒幕がいるような気がするのだけど。
そのへんは、どう?」
「私が知っている限りでは、
今のところ、それらしいものは無いんだけど、
分かった、もう少し、注意してみる。」
「OK、じゃ、よろしくね。」
「さ、それじゃ時間まで寝とこーっと。」(か、軽い・・)