【連載小説】 狙われた女  28話

 

 

「あ、お客さまー、在庫ありました。

明日にも納品できますよ。」

 

 

「ホントですか? よかったー。

 それでは、マンションの入居日を調整しますので、

決まりましたら、連絡します。」

 

 

「分かりました。

それでは、お支払いはどのようになさいますか?」

 

 

「はい、現金で支払います。」

 

 

「分かりました。

それでは、今回も、HDDをお付けしましょう。

前のものよりも数倍容量も大きいですし、

4つの番組を同時に録画できますよ。」

 

 

「わー、ありがとうございます。楽しみ~。

それから、あのー、

あなたのお名刺をいただけますか?

連絡した時、別の方だと分かりづらいと思いますので。」

 

 

「そうですね、私は、黒物家電を担当しております、

佐端と申します。」

 

 

「ありがとうございます。さはしさん、

それでは、後日連絡いたしますので、

よろしくお願いします。」

 

 

わたしは、その他の生活家電もすべて決めて、

や○だ電器をあとにした。

 

 

よし!完璧だ。

 

 

さあ、平良さんに報告しなきゃ。

あ! そうかー、携帯電話も変えちゃうかなー。

スマホ欲しかったんだよね。

よーし、買っちゃえー。

 

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