【連載小説】 狙われた女  27話

 

 

「あー、そうでしたか、

でも、もともとこちらの

不手際から起きたことですから、

そんなに気になさらないでください。」

 

 

「ありがとうございます。

その代わりにではないですが、

もっと大型のテレビを購入しようと思っています。」

 

 

「それは、ありがとうございます。

今回は、何型ぐらいをお考えですか?」

 

 

「はい、液晶テレビの一番大きい80型をください。」

 

 

「えー、本当ですか。スゴイですねー。

それでは、メーカーのほうに、

在庫を確認いたしますので、

しばらくお待ち願えますか?」

 

 

「分かりました。大丈夫です。」

 

 

やったー。

壁じゅうテレビってやりたかったんだよねー。

 

 

なんだ、いいことばかりじゃん。

平良さんのおかげで、どんどん良くなっていく。

 

 

アイツらが悪霊なら、

彼女は天使なんじゃないかな? (むしろ悪魔に近い)

 

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