【連載小説】  第8霊人  6話

 

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「それじゃ、ハーツさん、

保育園に着きましたよ。

覚悟はよろしいですか?」

 

 

「ああ~~、おゆうぎか~。

ほんとにグレてやるかな。」

 

 

「3歳児がグレても、怖くありません。

さあ、カシーラが、お待ちかねですよー。」

 

 

「カシーラって、向こうの記憶がなくても、

カシーラなんだよねー。なんなんだー。」

 

 

「おはよーございます。シンちゃん、

今日も先生とたくさん遊びましょうねー。」

 

 

「ハイ。」

 

 

「あれれー、お返事が小さいですねー。

もう一回ー。」

 

 

「ハイ。おはようございます。比嘉先生。」

 

 

「ハーイ。よくできました。」

 

 

あー、早く大きくなりたいー。

 

 
レーヴァさんが、猫に生まれ変わって、

レイとして暮らすようになった、

その一ヶ月後、

九官鳥に生まれ変わったテヴァが

やってきた。

 

 

一人では、心細かったようで、

しっかり、ウチに住み着いた。

 

 

みんなで、再会を喜んだが、

ただ、二人とも、前世の記憶は、

やがて消えていった。

 

 

今では、普通の猫と九官鳥だ。

猫と鳥にしては、変に仲がいい。

 

 

どこかで、覚えてるのかな。

 

 

シオデイとターレにはまだ会ってないが、

どうやら、近くにいるらしい。

 

 

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