
ユイ:
「陽子さんとネギマアさんは、
第9霊人になるの?」
陽子:
「いや、私は、
また生まれることを考えてる。
肉体がないと、どうも楽しくない。サ。」
ユイ:
「ネギマアさんは、どうするの?」
ネギマア:
「私は、今回の件で、
霊人界と現世を管理する役目を
もらえそうなんだ。
その仕事しだいで、上にいけるかなー。」
ユイ:
「へー、超エリートだ。」
ネギマア:
「それから、みんなの記憶なんだけど、
明日の朝起きたら、消えてますから。」
陽子:
「そのほうがイイね。
現世で生きるには、
この記憶は、ややっこしいからねー。」
ユイ:
「そうそう、息子が元ダンナなんて、
訳がわからなくなるし。ハハ。」
シン:
「あのー、僕は、記憶があって、
3年間生活してましたけど・・・。」
ユイ:
「わあ、キツそう。
それは、地獄だねー。」
シン:
「だから、保育園のおゆうぎは・・・」
涼介:
「そうか、80代の記憶もあって、
おゆうぎは、鬼だねー。ハハハ。」
シン:
「やっと、理解してもらえた。
こんなに、悩み多き3歳児は、
僕だけだ。」
ネギマア:
「ハハ。
それでは、私から伝えることは、
以上です。
皆さん、お疲れ様でした。」
第8霊人界で。
ネギマア:
「ギーモ、霊人界に残って
一緒に仕事しないか?」
陽子:
「ん~、それも考えたんだけど、
私は生まれ変わって、
現世から協力するサ。」
ネギマア:
「そうか、残念だけど・・、
でも、そのほうが、僕も助かるかな。
じゃ、今まで通りということだね。」
陽子:
「そう、今まで通り。サ。
それと、ちょっと、
考えがあってね。ヒヒ。」
ネギマア:
「・・・あ!
まさか。えー!本当?」
陽子:
「そういう事。ヒヒ。」