【連載小説】  第8霊人  33話

 

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首里城に着いた私たちは、

東シナ海が見えるはずの

まだ暗い西側の海を見ていた。

 

 

 

陽子:

「少し、明るくなり始めたかな。

それじゃ、私が、言われたことを伝えます。

 

みんなの波動を集中するので、

指示をしたら合掌して待機してね。

あとの指示は、ネギマアからきます。」

 

 

 

だんだんと、

私たちの背中の方から夜が明け始めた。

 

 

 

ネギマア:

「そろそろ、来るぞ。

人工衛星は、東から西へ

動いているように見えるからね。

朝日の反射で、光るからすぐわかるよ。」

 

 

 

陽子:

「ネギマア、まだ指示は、こない?」

 

 

 

ネギマア:

「いや、オーケー、今来たぞ。

みんなに伝えてギーモ。」

 

 

 

陽子:

「分かった。

みんな、合掌して指先を海の方に向けて。

東の空から光ったものが、飛んでくるから

それに照準を合わせてねー。

それが、奴のいる人工衛星だから。」

 

 

 

ユイ:

「分かった。合わせるだけでイイのね?

気合とかいらない?」

 

 

 

陽子:

「こらこら、

別に人工衛星を

撃ち落とすわけじゃないから。

マークするだけよ。」

 

 

 

陽子:

「さあ、見えたよ。

あの光ってるやつだ。

みんな、あれに、指先をむけてー。

いいよ、ネギマアー!」

 

 

 

ネギマア:

「オーケー、よし、今だ!」

 

 

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