決戦の日、未明。
ユイ:
「ネギマア、
首里城には誰が行けばいいの?
シンちゃんたちも連れて行く?」
ネギマア:
「いや、この作戦では、
ユイちゃん、涼介さん、志保出くんの
三名で十分だよ。」
ユイ:
「それじゃ、みんなは、留守番ね。
カシーラさん、任せるね。」
カシーラ:
「分かりました。
こちらは、大丈夫です。
何があっても私が守りますから。」
ユイ:
「よーし、それじゃ、行きましょう。」
私たちは、まだ、暗い道を
首里城へと目指した。
ユイ:
「ネギマア、と陽子さんは、
いてくれるんでしょ。」
ネギマア:
「私は、霊人界に戻り、
攻撃の指示を伝えます。
ギーモ、えーと、陽子さんは、
僕の指示をみんなに伝えてね。」
陽子:
「オーケー、分かった。
そんじゃ、位置につきましょう。サ。」
ユイ:
「まだ、作戦を教えてもらえないの?」
ネギマア:
「実は、私も、
まだ知らされてないんだよ。
上の人は、何かんがえてるんだか、
見当がつかないからなー。」