【連載小説】  第8霊人  32話

 

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決戦の日、未明。

 

 

ユイ:

「ネギマア、

首里城には誰が行けばいいの?

シンちゃんたちも連れて行く?」

 

 

 

ネギマア:

「いや、この作戦では、

ユイちゃん、涼介さん、志保出くんの

三名で十分だよ。」

 

 

 

ユイ:

「それじゃ、みんなは、留守番ね。

カシーラさん、任せるね。」

 

 

 

カシーラ:

「分かりました。

こちらは、大丈夫です。

何があっても私が守りますから。」

 

 

 

ユイ:

「よーし、それじゃ、行きましょう。」

 

 

 

私たちは、まだ、暗い道を

首里城へと目指した。

 

 

 

ユイ:

「ネギマア、と陽子さんは、

いてくれるんでしょ。」

 

 

 

ネギマア:

「私は、霊人界に戻り、

攻撃の指示を伝えます。

ギーモ、えーと、陽子さんは、

僕の指示をみんなに伝えてね。」

 

 

 

陽子:

「オーケー、分かった。

そんじゃ、位置につきましょう。サ。」

 

 

 

ユイ:

「まだ、作戦を教えてもらえないの?」

 

 

 

ネギマア:

「実は、私も、

まだ知らされてないんだよ。

上の人は、何かんがえてるんだか、

見当がつかないからなー。」

 

 

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