
ユイ:
「ねえ、スカイツリーと関係がありそうなら、
私達も、東京へ行ったほうがいいんじゃない?」
ネギマア:
「いや、奴は、
スカイツリーを利用してるだけだから、
タブン宇宙空間から出てないと思うよ。
ま、そこに、油断があるってとこかな。」
ユイ:
「ふーん、そうなんだー。
なんだか、よく分からないね。」
陽子:
「奴も、まさかって思うはず。」
ユイ:
「へえー、それで、作戦はいつ実行するの?」
ネギマア:
「実は、明日の朝。
太陽が顔を出した頃、
ちょうど、奴のいる人工衛星が、
沖縄の近くを通るんだ、
その時がチャンスさ。」
ユイ:
「何か、準備しなくていいの?」
ネギマア:
「僕らは、その時を待てばいいの。
朝、5時にこの部屋に集合して、
首里城に行くんだ。
そこで、決着をつけよう。」
ユイ:
「首里城に?」
ネギマア:
「うん、ちょうど東シナ海が見えるからね。
あそこが、ベストポイントだと思うよ。」
陽子:
「いよいよね。」