
陽子:
「それから、ユイちゃん、おめでとう。」
ユイ:
「え?なにが?」
陽子:
「なんだ、気づいてないんかい。
あんた、妊娠してるよ。」
ユイ:
「え?本当なの。
全然気が付かんかった。
でもなんで、分かったの?」
陽子:
「波動を出す練習してた時、
あんたの波動が妙に強かったんで、
もしかしてと思ったらやっぱりそうだよ。」
涼介:
「本当ですか?
やったー、ユイちゃん、
また、うちに家族が増えるよ。」
陽子:
「妊娠してると、
パワーが二人分になるみたい、
あんたが、うちのメンバーの要みたいね。」
ユイ:
「そうか、やっぱり、
主役として生まれついてるんだ。
ヘヘ。なんかヤル気出てきた。」
「・・・・・・」