
私たちは、黒幕をどうやって人工衛星から
引きずり出すのかを考えていた。
ネギマア:
「上の人からの連絡で、
やはり、黒幕は、
人工衛星の中に、隠れているそうです。」
陽子:
「やっぱり、でもどうやって、分かったの?」
ネギマア:
「ある人工衛星から
不規則な電波のアクセスがあるらしくて、
それをたどると、
スカイツリーに
頻繁に送られているらしいんだ。」
陽子:
「スカイツリーかー。
なるほど、世界一の電波塔ね。」
ネギマア:
「そこから、携帯電話の電波や、
地デジの電波をつかって、
手下を操っているみたいなんだ。
ただ、まだ、確証がないんで、
上の人が、あることを試してみるって。」
陽子:
「あることって?」
ネギマア:
「うん、土壇場まで、秘密にするみたい。」
カシーラ:
「あのー、私は、何しましょうか?」
ネギマア:
「あ、カシーラか。
そうだね、やっぱり、
ハーツさんの護衛をしてもらおう。
やっぱり、人間がいないとちょっと心配かな。」
レーヴァ:
「やっぱり、私達では、頼りないんだ・・。」
ネギマア:
「いやいや、誰か来たとき、
ネコや九官鳥が出迎えるのはマズイでしょ。」
ユイ:
「そうそう、だいたい、
レーヴァさんたち、ドアノブ開けれないさ。」
レーヴァ:
「分かりましたよ。
じゃ、カシーラにも
応援してもらいましょう。
ところで、カシーラは、
どんな波動出せるんですか?」
カシーラ:
「やったことないからねー、
えーっと、合掌して、
指先を向けるでしたね。
じゃ、レーヴァ、
・・・エーイ、ヤアー。」
ゴウーー!ドーーン。
「・・・・・・」
レーヴァ:
「今の、当たってたら、死んでるよね・・」
ネギマア:
「素晴らしい、パワーだ。これで、心配ない。」
レーヴァ:
「あの、私の話聞いてました?
当たってたら死んで・・」
ネギマア:
「さあ、これで、
大まかな体制はできたから
具体的な作戦に移ろう。」
レーヴァ:
「オーイ、ミャー、・・」
レーヴァさん、イメージ。