【連載小説】  第8霊人  28話

 

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私たちは、黒幕をどうやって人工衛星から

引きずり出すのかを考えていた。

 

 

 

ネギマア:

「上の人からの連絡で、

やはり、黒幕は、

人工衛星の中に、隠れているそうです。」

 

 

陽子:

「やっぱり、でもどうやって、分かったの?」

 

 

ネギマア:

「ある人工衛星から

不規則な電波のアクセスがあるらしくて、

それをたどると、

スカイツリーに

頻繁に送られているらしいんだ。」

 

 

陽子:

「スカイツリーかー。

なるほど、世界一の電波塔ね。」

 

 

ネギマア:

「そこから、携帯電話の電波や、

地デジの電波をつかって、

手下を操っているみたいなんだ。

ただ、まだ、確証がないんで、

上の人が、あることを試してみるって。」

 

 

陽子:

「あることって?」

 

 

ネギマア:

「うん、土壇場まで、秘密にするみたい。」

 

 

カシーラ:

「あのー、私は、何しましょうか?」

 

 

ネギマア:

「あ、カシーラか。

そうだね、やっぱり、

ハーツさんの護衛をしてもらおう。

やっぱり、人間がいないとちょっと心配かな。」

 

 

レーヴァ:

「やっぱり、私達では、頼りないんだ・・。」

 

 

ネギマア:

「いやいや、誰か来たとき、

ネコや九官鳥が出迎えるのはマズイでしょ。」

 

 

ユイ:

「そうそう、だいたい、

レーヴァさんたち、ドアノブ開けれないさ。」

 

 

レーヴァ:

「分かりましたよ。

じゃ、カシーラにも

応援してもらいましょう。

ところで、カシーラは、

どんな波動出せるんですか?」

 

 

カシーラ:

「やったことないからねー、

えーっと、合掌して、

指先を向けるでしたね。

じゃ、レーヴァ、

・・・エーイ、ヤアー。」

 

 

 

ゴウーー!ドーーン。

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

レーヴァ:

「今の、当たってたら、死んでるよね・・」

 

 

ネギマア:

「素晴らしい、パワーだ。これで、心配ない。」

 

 

レーヴァ:

「あの、私の話聞いてました? 

当たってたら死んで・・」

 

 

ネギマア:

「さあ、これで、

大まかな体制はできたから

具体的な作戦に移ろう。」

 

 

レーヴァ:

「オーイ、ミャー、・・」

 

 

 

 

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レーヴァさん、イメージ。

 

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