ユイ:
「なんか、スゴイね。
わたしたち、地球を守ってる感じ。」
涼介:
「ただ、人工衛星といっても、
約3000個ぐらいあるらしいから
絞り込むのが大変じゃないかな。」
シオデイ:
「GPS、通信、日本と絞っていけば、
そんなにないと思いますよ。
あとは、どうやって、
黒幕に接触するか、です。
霊人界と現世と宇宙空間。
案外簡単ではないですよ。」
涼介:
「あと、見つけても、
他の人工衛星に逃げるかも。
そうなると、厄介だよ。」
シオデイ:
「そうですね。
この計画を気づかれるとまずいですね。」
ユイ:
「一度で仕留めないと。」
陽子:
「ほーい、戻ったよー。ネギマアも一緒。」
涼介:
「どうでした、上の人の考えは・・」
陽子:
「うん、面白いって、
人工衛星は彼らがマークするって。」
涼介:
「そうですか、
それにしても、上の人は、
宇宙空間でも対応できるんですね。」
陽子:
「その辺は、私達にも謎だよね。」
ネギマア:
「そうですね。
姿を見ていないってことでは、
黒幕と一緒です。
ただ、波動の質が違いますけど。」