
ユイ:
「電波ねー。私は、分からないなー。
ここは、涼介さんと、
志保出くんの出番だね。」
陽子:
「志保出くん、どう思う。」
シオデイ:
「そうですね~、
これは、あくまで、仮説なんですが、
電波を扱う施設で究極の場所は、
あそこかな、と。」
ユイ:
「ええー、どこどこ?」
シオデイ:
「アッチです。」
ユイ:
「なに、上指して。天国?」
シオデイ:
「イエイエ、宇宙空間ですよ。
つまり、人工衛星。
あそこなら、
地球上の電波を操れると思います。」
ユイ:
「あー、そうか。人工衛星。
地球の外にいるから、
霊人界でも分からなかったんだー。」
シオデイ:
「可能性はあると思いますよ。
最近の携帯やスマホは、
GPS機能がついてますから、
ピンポイントで接触できるはずです。」
陽子:
「かなり、怪しいね。
私は、この話をネギマアに伝えて、
上の人とも話してみる。
これで、ヤツを成仏させられるかもね。
そんじゃ、さっそく、行ってきます。サ。」