【連載小説】  第8霊人  2話

 

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「陽子さん、朝ごはんは? 食べるー?」

 

 

「えー、いいのー。じゃあ、頂く。」

 

 

「毎日食べてるくせにィ。」

 

 

「いやあー、ユイちゃんお料理上手だからー。」

 

 

「まあ、お陰様で、

心ちゃんを保育園まで送ってくれるから

助かってますけどねー。」

 

 

「私も、ユイちゃんみたいな、

お母さんがほしいなー。」

 

 

「そんな、娘は、いりません。」(キッパリ)

 

 
ウチは、旦那様の涼介さん、息子の心、

猫のレイ、九官鳥のセバスチャンという、

家族構成だ。

 

 

そして、小姑のような、陽子さん。

 

 

心が生まれてから、毎日、ウチに来る。

 

 

「シンちゃん、そろそろ時間よ。

それじゃ、陽子さん、お願いしまーす。」

 

 

「はーい。」「はーい。」

 

 
「いってきま~す。」

 

 

「いってらっしゃ~い。」

 

 

ふう、とりあえず、朝の戦争は終わった。

 

 

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