【連載小説】  第8霊人  15話

 

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アプリは、2日で出来上がり、

その週末には、携帯とスマホサイトに

アップロードされた。

 

 

「これでよしっと。

さあ、どういうことになりますか。サ。ヒヒヒ。」

 

 
一週間後・・・。

 

 

「ギーモ、ギーモ、ネギマアだけど、

君、なにした? 

 

今、霊人界は大変なことになってるんだ。

毎日、何百人て数の霊魂が

第1霊人界と、第2霊人界に来てるんだ。

コレ、どういうこと。」

 

 

「やっぱりね。ヒヒ。

つまり、ヤツらの隠れ家がわかったってこと。

ところで、その中に黒幕はいた?」

 

 

「それが、それらしいヤツは、

まだいないよ。」

 

 

「そうか、さすがにしぶといな。」

 

 

「でも、このスゴイ数。

皆、ヤツの手下なのかな。」

 

 

「いや、タブン奴に操られてた霊魂でしょう。

ただ、黒幕のヤツを怒らせるには

十分だと思うけど。ヒヒ。」

 

 

「そうだろうな、

ヤツはカンカンに怒ってるだろうね。」

 

 

「これで、いよいよ、表に出てくるよ。」

 

 

「そうだね、ただ、少しイヤな予感がする。

ヤツも必死だろうから・・」(死んでるけど)

 

 

「まあ、大丈夫でしょ。

あとは、どうやって、

ヤツを成仏させるか、だね。」

 

 

「うん、とにかく、慎重にやろう。」

 

 

「OK、わかった。ほんじゃ。」

 

ちくしょうーあの女。許さん。

どうしてやろうか。ウーーーー、

ギッタンギッタンにしてやる。

(あまりこわくない)

 

 

 

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