【連載小説】  第5霊人  8話

 

「そうです。だいぶ思い出しましたね。ハーツさん。」
レーヴァだった。
「後は、レポート提出作業をすると、完璧です。」

「レーヴァさんは、何霊人なんですか?」

「私も、5霊人ですよ。」

「え? でも、そのお仕事は・・」

「ああ、これは・・、

実は私、生まれ変わるのがヘタなんです。

前にも一度自殺して・・」

「どうして? またそんな・・」

「ええ、ポイント2霊人下げられて・・・、

200年たって、今やっと5霊人に戻ったところです。」

「そうだったんですか?」

「生まれ変わって生きるのが、ヘタなんです。

それでこの仕事でコツコツとポイントためてるんです。」
「そういうことだったんですねー。」

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