【連載小説】  第5霊人  70話

 

 

「みゃー、みゃー、みゃー。」

 

みゃー、だけじゃなく、もっとかわいく。

 

「ゴロゴロ、ゴロゴロ」

 

そうそう、うまい、うまい。

 

「あら、案外かわいいわねー。スリスリしてる。」

 

その調子ー。

 

「きゃー、いやだぁー。この子おしっこしたー。」

 

えー、なんでー?

 

「ユイちゃんしょうがないよ。この子もまだ、赤ちゃんだもの。」

 

いいぞ、パパ。

(パパって?別にイイのか。)

 

「そうね。ここまできたら、いまさら、捨てるわけにもいかないか。」

 

そうそう。

 

「じゃ、飼いましょう。シンちゃんの相棒ってとこね。」

 

やったー!

 

「名前は、どうする?」

 

「ん~、そうねー。」

 

「レー、レー。」

 

「ハハ、シンちゃん、またいってる。

・・・そうだ。レイはどう?」

 

「いいねー。シンちゃんもそういってるみたいだし、

呼びやすいかもね。」

 

「よし、じゃ決まり。あなたは、レイちゃんね。」

 

やったー!レーヴァさん、よかったねー。

 

「みゃー、みゃー。」

 

「また、レー、レーいってる。この二人仲良しになれそうね。」
こうして、レーヴァさんの新しい人生?もスタートした。

 

 

「でも、なんでネコなのー?」

 

 

 

第5霊人は、ここで、おしまいです。

購読していただいて、ありがとうございました。

 

本当は、まだ、お話は続くのですが、

続きは、『第8霊人』?までお待ちください。

それでは、また。

 

明日は、番外編。

第5霊人の「ひ・み・つ」 を書いちゃいます。

もう、バレてるか。

  

関連記事

ページ上部へ戻る