【連載小説】  第5霊人  68話

 

 

「みゃー、みゃー、みゃー。」

 

「いたー。なんか、こいつ必死なんだよねー。

お腹すいてるのかな。」

 

「どれどれ、ワー、なんか、しょぼい子猫ー。

かわいくないー。」

 

「そうなんだけど、何か、コイツ、訴えてるみたいで・・」

 

「シンちゃんも見てみまちゅかー。これが、猫ちゃんよー。」

 

猫ちゃんていわれてもねー。

本当だ、しょぼい。

 

「ハーツさん、たすけて・・」

 

え? なに今の?

 

「私です。レーヴァです。」

 

えー!レーヴァさん。

 

「ハーツさん、たすけて下さいー!」

 

レーヴァさん。猫に生まれ変わっちゃったのー!

 
「みゃー。」

 

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