「え!それでは、ユイちゃんが奥様なんですか?」
「そうなんです。
彼女には、前世の記憶は、もう、無いんですけど。」
「そうでしたか。ハーツさんが、
今世に生まれ変わることは、
ネギマアから聞いていたんですが、
ユイちゃんが、奥様でしたか。」
「ええ、これも、運命なんだともう受け入れてますよ。」
「ユイちゃんは、第7霊人なんですね。」
「はい。わたしの、先輩です。
今では、母親でもあります。ハハ。
あれ?そういえば、ギーモさんは、どうやって、
ネギマアさんと連絡を取っているんですか?」
「はい、彼は、前世で、私の夫でした。
ハーツさんと逆のパターンです。
私の修行で深層心理のなかで、
会話することができるようになりました。」
「ネギマアさんが、ギーモさんのご主人だったんですかー。
いやー、私たちは、なんて近いんだ。
あーそれで、むこうのことが、分かるんですね。」
「はい。それと、こちらで、人助けをすることで、
霊格をあげることもできますよ。
私も、今は、第7霊人です。」
「それはスゴイ。やっぱり、そういう縁があったんですね。」
「はい、私たちは、皆、同じグループの、ひとつのようです。」
「ギーモさんとは、また今世で、
出会えるように思っていたのですが、
上の方がサービスしてくれたみたいですね。」
「それだけでもないですけど。ヒヒ。」