【連載小説】  第5霊人  59話

 

 

「ハーツさん、ハーツさん。」

 

お?なんだ?

 

「ネギマアです。」

 

「あ、ネギマアさん、いらしてたんですね。」

 

「どうですか、この人生、うまくいきそうではないですか?」

 

「そうですね、でもまさか、

女房の子供として生まれ変わるとは思いませんでした。」

 

「このパターンって、けっこうあるんですよ。

前世で、夫婦だと、今世は親子だったりって。」

 

「やっぱり、波動が似てるからでしょうね。」

 

「そうですね。同じグル-プですから、そんなとこです。

では、私はもう行きますね。

ハーツさんお幸せに。」

 

「ありがとうございます。

今度は、第8霊人界でまた、お会いしましょう。」

 

「はい。お待ちしてます。

それでは、その時まで、ごきげんよう。」

 

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