【連載小説】  第5霊人  57話

 

 

「そういうことか。

それで、ネギマアさんは、

これも運命かといってたんだ。」

 

「そうです、私はこれから

新しい肉体のあなたを

母として愛して行きます。」

 

「それでは、ハーツ、カーワとしては、

次の第8霊人界で、ということだな?」

 

「はい。そうですね。でも、また会えて幸せです。」

 

「私もだ。」

 

「それでは、ここでは、親子としてよろしくお願いします。」

 

「私は、悪ガキになるぞ。」

 

「大丈夫です。ひっぱたきますから。前世の分も。」

 

「えー、ハハハハ・・・。」

 

「フフフ・・・。」

 

「それでは、私はもう、出てまいりませんので。」

 

「分かった。それじゃ、またな。来世で。

 

「はい。」

 

こうして、私たちの新しい人生が、また、始まった。

 

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