
「残念ですが、少し、遅かったようですね。」
「それで、どこに生まれ変わったのかは、分かるんですか?」
「ええ、奥様は、前と同じ場所を選んだようです。」
「やっぱりそうか。私も、同じことを考えてました。」
「ハーツさん、どうなさいますか?奥様を追いかけますか?」
「はい。もう、決めました。
5日の差なら近い世代で生まれ変われますよね。」
「サーサミー、そういうボディは、ありますか?」
「えーと、あります。が、これは・・」
「どーしました?ああ、そうなんですね。なるほど・・」
「なにか、問題でも・・」
「いえ、そうでは、ありません。そういう、運命かもしれませんね。」
「・・・・・・」