【連載小説】  第5霊人  5話

 

そこは、驚くほど普通の街だった。

てっきり、お花畑とか、美しい女性とか、天使が飛んでたり・・
「周平さん、それは、もっと上の次元ですよ。」
「そうですよ。私たちもそこを目指してがんばっているんですから。」
テヴァだった。
「それでは、役所で必要書類を差し上げますので、まず、生前課へいって下さい。」
役所?生前課?
「はい、これで、すべて思い出しますよ。」

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