
「ん? 何か、ありましたか?
ああ、そういうことですね。フフ。
おっしゃる通りですね。少し、不公平ですね。」
「あ、わかりました?」
「はい。お気持ちは、伝わりました。」
「皆は、このことを知ってるんですか?」
「いいえ、皆さん、第7霊人界は、初めてですから、
知らないと思います。」
ヒーハー!
レーヴァさん、知ーらないっと。ヒヒヒ。
こうして、私は、《霊格管理課》で
第7霊人としての登録を終えた。
さてと、皆はどうしてるかな?
あ! いたいた、どうやら早速、講習会のようですね。
レーヴァさんと目が合った。
「ごきげんよう」
顔が、引きつっているように見えた。
多分、もう、会わないかもしれないな。