【連載小説】  第5霊人  48話

 

 

「ん? 何か、ありましたか? 

ああ、そういうことですね。フフ。

おっしゃる通りですね。少し、不公平ですね。」

 

「あ、わかりました?」

 

「はい。お気持ちは、伝わりました。」

 

「皆は、このことを知ってるんですか?」

 

「いいえ、皆さん、第7霊人界は、初めてですから、

知らないと思います。」

 

ヒーハー! 

 

レーヴァさん、知ーらないっと。ヒヒヒ。

 

 
こうして、私は、《霊格管理課》

第7霊人としての登録を終えた。

 

 
さてと、皆はどうしてるかな?

 

 
あ! いたいた、どうやら早速、講習会のようですね。

 

レーヴァさんと目が合った。

 

「ごきげんよう」

 

顔が、引きつっているように見えた。

多分、もう、会わないかもしれないな。

 

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