【連載小説】  第5霊人  46話

 

 

空? なのかな、上には、オーロラのような

光のじゅうたんみたいなのが、続いていた。

 

「やっぱり、第5霊人界とは、ムードが違いますね。」

 

「ああ、すばらしいわ、ここが第7霊人界なのね。」

 

カシーラは、感激していた。

 

「私は、ネギマアといいます。ここの、代表です。」

 

確かに、この人は、5霊人とは、感じが違った。

 

「さあ、それでは、役所で、

第7霊人界への入界の手続きを行います。

どうぞ、こちらへ。」

 

皆、おのぼりさん、みたいに(ん、結局そうか?)

 

キョロキョロしながら、ネギマアさんの後をついていった。

 

「それでは、ハーツさんは、こちらになります。どうぞ。」

 

そこは、第5霊人界の《生前課》のようなとこだった。

 

なんだ、なんだ? 《霊格管理課》?

 

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