
「クタクタです。
実際、身を持って生きて、
自ら命を絶ったわけですから。
でもこれ、自殺ですけど、問題ありませんか?」
「これは、悪い人生のサンプルですから、
ハーツさんには、何も、問題ありません。
むしろ、感謝されます。」
「そんなもんですかね。」
「まあ、今日はゆっくり休んでください。
2日後に次の人生をスタートします。」
「鬼。」
「まあ、慣れますよ。記憶は無くなりますから、大丈夫。」
もう! 大丈夫じゃないよー。
最低のストーリーだった。
「うわーーーーぁ! はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「はい、お疲れ様、さあ、あと一回で終了ですよ。」
「・・・・・・・もう、イヤだ! 向こうに行きたくない。」
「はいはい、いってらっしゃーい。ホイッと。」
「悪魔ー!」