【連載小説】  第5霊人  40話

 

 

「カ、カシーラさん・・、

それでは、かなり内容の濃い人生ですね。タブン」

 

「いやー、教材用ですから、ありきたりな人生ですよ。」

 

「ありきたりって、・・・・」

 

「どうせ、記憶は無いですし、思い切りやってきてください。」

 

「記憶がないから、きついと思うのですが・・・・」

 

「大丈夫です。死ぬたびに思い出します。ハハ」

 

「わ、私、もちますかね?」

 

「大丈夫ですって、ハーツさんなら。

5霊人は、下の霊格の人を上に導く役割もあります。

それをやるからいっきに7霊人にまで、

ランクアップできるわけですから。」

 

「そうすると、四ヶ月のアルバイトをやって、

7霊人にまで霊格をあげて、

それから、生まれ変わると。そんな、感じですか?」

 

まさに、アルバイトです。四ヶ月の。

それで、ポイント貯めてレベルア~プです。」

 

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