「あの、失礼ですが、あなたたちは、
天使とか死神とかそういう存在なんですか?」
「んー、ま、仕事的にはそういった風にいわれますけど、
どっちかというと、あなたが思い出すまでの、
サポートをするのが仕事です。
こっちでは、そーですねー、市役所の戸籍担当みたいな・・・」
ますます、分からん。
「ですよねー。」
「アレ?私、今しゃべりました?」
「あ、ゴメンなさい。
わたしどもの次元では、言葉という概念がなくて、
思いがそのまま伝わるんですよ。
ハーツさんもすぐ思い出しますよ。」
「え? ハーツって?」