
彼女と別れて、しばらく、ぼんやり歩いていたが、
やはり、私はもう、ココの次元の人間ではないと、実感した。
「ハーツさん、どうでしたか?前の世界は?」
「はい、もう、過去のものでしかないですね。
それよりも、私を見える女性に会いましたよ。」
「ええ、彼女たちは、特殊な存在で、
わたしたちの霊人界と3次元の世界を
リンクさせることができるみたいです。
よく、スポーツ選手が、
ゾーンに入ったみたいな言い方をするでしょ。
あれも、本人たちは、無意識に、コチラの世界と
リンクしてるんです。
イメージ通りにプレーできる、
まるで、神がかりなプレーの連続、すべて、リンクです。」
「そうかー、向こうでゴルフやっても、
全部ホールインワンですものね。」