【連載小説】  第5霊人  27話

 

 

「それでは、おひきとめしてすいませんでした。」

 

「いえ、あ、私は、ハーツといいます。

あなたが、こちらにいらっしゃるうちに生まれ変わると思います。

忘れちゃうと思いますが、お名前を教えていただけますか?」

 

「はい。私は、ギーモと申します。」

 

「ありがとうございます。ギーモさんですね。

あと、こちらでの、今のお名前は?」

 

「はい。平良陽子といいます。」

(ゲッ!)

 

「分かりました、平良さん、

今度の人生レポートにあなたと知り合えるように書くことにします。」

(やめとけー)

 

「それでは、失礼いたします。再会のときまで・・ヒヒ」

 

「はい、また、お会いしましょう。」

(やめろー)

 

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