
「アレ? ちょっと、待ってくださいレーヴァさん。
そうすると、僕たち5霊人は、
その下の次元を見ることができるんですよね?」
「ええ、もちろん、それにハーツさんは、
まだ、亡くなって49日以内ですから、
ご自由に見ることができますよ。」
「そーなんですかー、ちょっと、退屈してたんで、
前の世界をのぞいてみていいですか?」
「どうぞ、どうぞ。」
「ちなみに、どうすれば・・・」
「あ、簡単です。イメージしてみてください。
生前の町並みとか、親しいかた、お子様、お孫様など・・
その波動に呼ばれますから。」
「そんなに、簡単なんですか?」
「ええ、49日以内は、許可なしでいけますから、
いつでも、ご自由に。
ただし、向こうの方には、同じ理由で、
ハーツさんの姿は、見えませんけど・・」
「なんか、幽霊になったみたいで、面白そうですね。へへ。」